2021/10/12
予行練習を終えて

10月8日(金)

あっという間に予行練習を迎えました。

今日は、リレーについて書きたいと思います。

 

 

勝って嬉しい気持ちや負けて悔しい気持ちを感じることは大切だと思います。

負けて泣いていた日もあります。悔しいという気持ちが芽生えたんだなと成長も感じます。

ただ、「勝ったからよかったね」「負けて悔しかったね」ではなく、「最後まで一生懸命走っててよかったね」「あきらめずに走っててかっこよかったね」ということは伝えたいと思っています。

 

 

誰かのせいで負けたという言葉を言ってしまう子もいます。

それを最初から「そんなことを言ってはいけない」と押し付けるのも違うと思っています。

そんな言葉から、相手はどう思っているか、自分が同じことを言われたらどうか・・・ということを考えられるような言葉かけをするように心がけています。

 

 

始めた頃は、同じくらいの速さだった3チームも、今週に入ってなんとなく順位が決まってきたような感じがします。

 

短期間で、驚くほど誰かが速くなったり、遅くなったりということはないはずなので(多少の変化はあると思いますが・・・)バトンパスがうまくいくようになったり、何かしらの変化があるのだろうなと思っていますが、これという確信めいたものはありません。

 

そんな中での予行練習。負けたことを友達のせいにしている子がいました。

いろいろとやりとりをした後、「いいこと考えた!誰かがじゃなくて、自分が速く走れば勝てるんじゃない?」と言うと、他の子たちも「〇〇チームはどうしたら勝てる???」と前向きに考える姿がありました。

 

 

運動会の練習をする中でも、子どもたちの心の成長を見ることができました。

 

当日はさらに子どもたちの成長が見られるかなと楽しみにしています。

 

担当:兵頭