9月19日(金)
失敗することなんて山ほどあります。それに対して、どうしたいか、なにがほしいのか、どうしてほしいのかまで伝えることができるようになるといいなと思いながら子どもたちと関わっています。
代わりにしてほしいと伝えることも一つの方法です。
例えば、お茶をこぼしてしまったとき。「先生、お茶こぼれた」と言われたら「どうしたらいい?」と聞きます。
「拭く」と返ってきたら、「何で拭いたらいいと思う?」と聞きます。わからなければ、こちらから知らせます。
ひとりで拭くことができると判断したら、その子に任せますし、まだ手伝いが必要であれば一緒に拭きます。
そんな姿を見て、そうすればいいのかと学んでいる子もいます。
「鉛筆削ったの落としてしまったから、掃除するやつください」
ちりとりとほうきを渡すと自分で集めていました。
成長を感じた瞬間でした。

失敗した場面だけではなく、「お茶」とコップをさしだされてお茶を入れていませんか?
単語ではなく、文章でどうしてほしいのかを伝える。生きる力のひとつです。
担当:兵頭